東京五輪へ、警察官の語学力向上ほか|翻訳・通訳ニュース

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【コラム】警察官らに英語研修、2020年東京五輪、パラリンピックに向けて。


画像引用元 © The Chunichi Shimbun

2020年東京五輪、パラリンピックで外国人観光客が増えることを見込み、県警の通訳センターは職員の語学力向上に取り組んでいる。
センターは去年8月と今年1月、外国語が話せる「指定通訳員」に登録した警察官ら約30人に4泊5日の英語研修を実施。
研修内容は、英語での遺失物の書き方、道案内、取り調べ、交通違反の説明など実務で使える英語表現を学んだ。
去年11月からは、事件や事故に遭った外国人が、警察官に指さしで情報を伝えられるマニュアルを7か国語に翻訳したものが各警察署に配られて使われている。
林幹也センター長は「住民サービスでの通訳も充実させたい。二〇年東京五輪・パラリンピックに向け、職員の語学力が向上するよう支援をしたい」と話す。

詳細等はこちらをご覧ください。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201802/CK2018021302000135.html

【韓国】韓国語初!電話通訳サービス開始


画像引用元 © JMnet USA.
韓国の中央日報のアメリカ支社であるLA中央日報は、アメリカの企業である2Koinsが韓国人コミュニティーとして初めて韓国語電話通訳サービスを開始したと報じた。
記事によると、2Koinsは24時間365日利用可能な韓国語⇔他言語通訳サービスとして11ヵ国語に対応しているという。
2Koinsに登録している利用者が専門ダイアルに連絡をし、通訳者を希望すると1分以内に折り返し連絡が入り、通訳者を交えた3者間の通話サービスを受けられるとのことだ。

詳細等はこちらをご覧ください。
http://www.koreadaily.com/news/read.asp?page=1&branch=&source=&category=economy&art_id=6054982

【コラム】AIは言語翻訳を完璧に習得できない?


画像引用元 © 2018 Singularity Education Group.

SingularityHubが、AIが完全な自動翻訳を習得できない理由を、さまざまな専門家の意見を交えながら説明している。
チェスや碁におけるAIの画期的な進歩と相反し、明確なルールや決まった定石が存在しない言語においては完璧な自動翻訳は難しいとしながら
前後の文脈や状況、感情等において変化する文章のニュアンスや伝えたい意味を翻訳することは現状は不可能だとしている。
しかしながら、さらなる翻訳精度の向上、またグローバライゼーションにより、AIのマーケットは大きく広がっていくと締めくくっている。

詳細等はこちらをご覧ください。
https://singularityhub.com/2018/03/04/why-hasnt-ai-mastered-language-translation/

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